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社会人4年目の雑記ブログです。

JR四国は3日間で乗りつぶしできるのか?①【2017/3】

こんにちは。加藤直樹です。

JR全線完乗を目指して日本各地を鉄道で旅しています!

 

列車に乗ることを特に好む「乗り鉄」と呼ばれる人々がいます。

僕も「青春18きっぷ」などであちこちの路線を乗るのが好きなので、

駆け出し乗り鉄と言えるのかもしれません。

 

乗り鉄ならば「乗りつぶし」「完乗」というものに一度は憧れるものでしょう。

完乗とは書いて字の如く、乗りつぶすことです。

その乗りつぶしなかで最もポピュラーなものの一つが

 

「JR全線」の乗りつぶしです。

JRには

北海道・東日本・東海・西日本・四国・九州の6社とJR貨物

があり、営業運転を行っている6社の路線が乗りつぶしの対象となります。

 

以前、JR四国が発売している「バースデイきっぷ」を紹介しました。

marugaricut.hatenablog.com

JR四国の全線と四国の第3セクター2社が乗り放題になるという企画切符です。

 

乗りつぶしに挑む際、

○○→××のような普通乗車券だけを使うと効率的に乗りつぶして行くことは出来ません。

そこで、上の「バースデイきっぷ」のような、

乗り降り自由なフリーパスきっぷが重宝されるのです。

 

時刻表で調べた限り、有効期限の3日間を移動に費やせばJR四国全線を完乗することは十分に可能だと分かった。しかし、時刻表内で乗りつぶしたつもりになっているだけではどうにも物足りない。

そこで、実際にできるのかどうか、JR全線の乗りつぶしを目指したJR四国乗りつぶしも兼ねて、バースデイきっぷを使って検証してきた。

 今回乗りつぶしを目指す路線は以下のようになる。

JR四国・全8路線

本四備讃線茶屋町~宇多津、JR四国管轄は児島~宇多津)

予讃線(高松~宇和島内子線経由の内回り線と海周り線がある)

内子線(新谷~内子)

予土線北宇和島~若井)

土讃線多度津窪川

徳島線(佃~佐古)

牟岐線(徳島~海部)

高徳線(高松~徳島)

土佐くろしお鉄道

安佐線(後免~奈半利

中村線(中村~窪川

宿毛線(中村~宿毛

安佐海岸鉄道

安佐東線(海部~甲浦)

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(画像はバースデイきっぷ|四国旅行 JR四国ツアー(駅コミ)から引用)

今回は2017年3月29日~31日の3日間にかけてバースデイきっぷを利用して乗りつぶしを試みてみた。それでは旅のはじまりだ。 

 0日目

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この日は青春18きっぷを使用して京都から高松駅まで移動し、駅チカのインターネットカフェ、略してネカフェに着弾した。いきなりバースデイきっぷを使用せずにJR四国エリアに踏み込むという暴挙を犯してしまった。

というのも、児島駅から南のエリアが乗り放題対象になるわけだが、児島駅近くで宿が見つからず、かといって岡山駅周辺に1泊して1日目に岡山‐児島間の運賃500円を別途払うのももったいないと判断したからだ。500円あったらロング缶のビールが2本買えるではないか。

また、高松駅JR四国最大の駅で高知、徳島、松山に向かう列車が発着するターミナル駅。旅の始点としてはもってこいなのだ。

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上は利用したネカフェの写真。駅から徒歩10分くらいだった。オススメ。

1日目

ネカフェでフラットな座敷席を選択でき、ブランケットもあったのでずいぶんと快適に寝ることが出来た。これで2000円かからないのはかなりお得だ。漫画も読めるし。

だがしかし、3日間での完乗を目指す以上、のんびりはしていられない。速足で高松駅に向かう。折角高松に来たので、うどんを。

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高松駅から徒歩すぐの位置にあった味庄さん。かけうどん大に牡蠣天を載せて420円。

かき!うまい!からだあったまる!やっぱりうどんは香川!身体もばっちり温まったところで高松駅に向かった。

高松駅みどりの窓口にて、今回の移動手段、すなわち命綱となるバースデイきっぷを購入した。

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繰り返しになるが、僕が利用したのは昨年度の3/29~31、昨年度版は10,280円でJR四国全路線と土佐くろしお鉄道の全線が乗り放題だった(安佐海岸鉄道は含まれていなかった)。平成29年4月1日からは値段設定や利用できる路線が一部変更されているので注意が必要。

旅の相棒を手にし、列車に乗り込むべく高松駅の改札を抜ける。

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行き止まりの線路がずらりと並ぶターミナル駅は本州ではあまり見ることが出来ない。「線路は続くよどこまでも」とは何だったのかと言いたくなる駅だ。

あと、この時は自動改札があることを当たり前だと思っていたが、旅が進むにつれそれが当たり前ではないことに気づくことになる。

さてさて早速、最初の列車に乗車した。

第1列車 しまんと3号 高松7:20発→阿波池田8:28着

しまんとは高松と高知を結ぶ特急列車だ。途中、宇多津からは岡山と高知を結ぶ特急南風と連結して運行される。

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幼少期に日本全国の特急列車をまとめた写真付きの絵本をみて憧れていた列車に乗る。夢が叶った瞬間と言っても過言ではない。

初めて乗る車両というのは特急にしろ普通列車にしろ心が躍るものだ。しまんとは2両編成だったが、自由席の窓側の席に座った。高松の時点で乗客は1両に10人強で、自由席を広々使うことが出来た。

ただ、今回乗った車両はカーブを高速で通過できる特殊な車両、いわゆる振り子式の列車だった。左右に車両が傾くのでジェットコースター感覚で楽しかったが、あとでこの振り子式で痛い目をみることになる。

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予讃線では車窓から丸亀城がみえたり開けた場所を走っていたが、土讃線に入ってからは四国山地を超える路線だけあって、トンネルが多かった。ただ、途中かなり開けた景観を楽しめる区間もあり絶景を楽しむこともできた。

このまましまんと号に乗って高知に行ってカツオをガツガツ食したいところではあったが、そうはいかない。今回の3日間でJR四国乗りつぶし計画では、初日に徳島、2日目に高知、3日目に愛媛香川を乗りつぶすプランを組んだ。そういうわけで徳島の路線を乗りつぶすべく徳島県三好市の主要駅・阿波池田駅で下車。

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第1列車・乗りつぶし区間

予讃線(高松~多度津

土讃線多度津阿波池田

すぐ発車する次の列車が同じホームの向かい側で待っていたので、駅周辺を散策することなく列車に乗り込んだ。 

第2列車 剣山4号 阿波池田8:34発→徳島9:47着

すこし古臭い列車がホームでお出迎えしてくれた。

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なんでもこのキハ185系はJRに民営化される前、国鉄時代に登場した車両らしく、30年ほど走り続けていることになる。車内もいささかレトロな雰囲気を醸し出していた。2両編成で1両が全席自由席、残り1両が一部指定席で残りが自由席だった。

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この1両を自由席と指定席でシェアするかたちはJR四国の他の路線でもまま見受けられた。

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剣山号は徳島線を走破し阿波池田と徳島を結ぶ特急だ。特急と言っても停車駅がかなり多く、10分より短い間隔で停車することもままあった。特急と言うよりも快速列車的な立ち位置だと感じた。剣山号ではおじいちゃんおばあちゃんの乗降が目立った。

運行本数が少ないから普通列車じゃなくて特急を使わなくてはならないようになっているのではないか!?特急料金で稼ぎたいJR四国の陰謀か!?と時刻表を調べてみたが、普通列車も2時間に1本以上と特急よりも多く運行されているので過度に特急列車に誘導がなされているというわけではなさそう。疑ってごめんJR四国

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徳島線は基本的にずっと吉野川の南側を通る。車窓からは河川沿いの広けた景観を堪能することができた。キハ185系は振り子機能を有していない車両なので、かなりとろとろ走っている印象を受けた。時速100キロには1回も届いていないのではなかろうか。のんびりゆられて、ぶっちゃけだんだん眠くなってきて、気づいたら終点の徳島駅に着いた。

第2列車・乗りつぶし区間

徳島線(佃~佐古間)→徳島線乗りつぶし達成!

高徳線(佐古~徳島間)

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徳島駅では次の列車の発車まで4分間しかなかったので足早に次の列車に乗り込んだ。徳島からは盲腸線を乗りつぶすべく、南を目指した。 

第3列車 むろと1号 徳島9:51発→牟岐10:59着

徳島駅からは高松方面の高徳線、先ほど乗った阿波池田方面の徳島線、鳴門方面の鳴門線、そして室戸方面の牟岐(むぎ)線の列車が発着している。

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むろと号は徳島駅牟岐駅を結ぶ列車だ。一日3往復しか設定されていない列車なので乗りつぶしを試みるなら徳島でうまいこと乗り継げるように注意が必要。

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このむろと号も剣山号と同じくキハ185系が使用されていてあいかわらずトロトロ運行だった。この区間は一部海が見える。いわゆる紀伊水道だ。途中、一級河川那賀川を超えるが、海とか川とか自然の水が絡む景観にこころを奪われがち。

第3列車・乗りつぶし区間

牟岐線(徳島~牟岐) f:id:marugaricut:20170419021031j:image

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牟岐駅は特急の終着駅にも関わらずかなり閑散とした雰囲気だった。待避線に止まっていた国鉄気動車がいい味をだしていた。

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第4列車 普通列車 牟岐11:05発→海部11:19着

特急むろと号は牟岐までで、牟岐からは普通列車に乗り換える。1500形気動車だ。

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牟岐から海部までは短い15分弱の旅だった。だがこの短い乗車時間で、「車両先端部の扉にiPhoneのカメラを密着させて撮影するとおしゃれな写真が撮れる」ことに気がついた。

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偉大な発見だ。海部駅手前の位置には謎のトンネルがあった。

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いたずら心炸裂ってかんじだ。どうもむかしは山があったらしいが開発がすすみ山は切り崩され、トンネルだけが残ったらしい。なんともシュールな絵である。

第4列車・乗りつぶし区間

牟岐線牟岐~海部)→牟岐線乗りつぶし達成!

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JR四国牟岐線海部駅までだが、線路はまだ先に延びている。ここから先は、JR四国とは異なる会社が運営する路線となる。

第5列車 安佐海岸鉄道 海部11:26発→甲浦11:37着

海部から先の海部(かいふ)~宍喰(ししくい)~甲浦(かんのうらの8.5kmの短い区間は安佐海岸鉄道・安佐東線である。

国鉄時代に牟岐から土讃線の後免を結ぶ路線・安佐線を開通させる計画があったが、いろいろ大人の事情が絡み合って建設は途中で頓挫してしまい、海部までが国鉄時代に開業した。海部より南の甲浦までは第3セクター路線・安佐東線として安佐海岸鉄道が1992年に開業させたのだった。

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なので海部駅にはJR四国と安佐海岸鉄道の2種類の駅名看板があった。

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海部駅はホームが向かい合わせにあるタイプの駅で1面をJRが、1面を安佐海岸鉄道列車が利用しているようだった。

 JRの列車から安佐海岸鉄道の列車に乗り換えるには高架上にある踏切を渡った。

1両編成の列車に乗り換える。乗客は10人前後。その大半が観光客か鉄の使者だった。

なにやら車内がきらきら光っている。

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どうもお花見企画ということでお花見列車が運行されているようだ。ラッキー。

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駅に停車しているときは中途半端な企画だなあと思ったが、トンネルにはいるとイルミネーションは一層輝きを増した。

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トンネルの多い安佐東線にぴったりの企画だ。夜桜と言うよりアダルティなお店に見えないこともないが。

途中宍喰駅にて、2線あったはずの線路が1つ撤去されているのが確認できた。海部~甲浦で折り返し運転を行うようになって必要なくなってしまい撤去されたのだろうか。その地の歴史に勝手に思いを寄せて勝手にノスタルジックなキモチになった。

 第5列車・乗りつぶし区間

安佐海岸鉄道 安佐東線(海部~甲浦)安佐海岸鉄道乗りつぶし達成!

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宍喰駅までは徳島県だが、甲浦駅高知県に位置している。あまり高知に来た実感はなかったが一応高知初上陸である。

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 終点の甲浦駅から先には線路が伸びていない。「線路は続くよどこまでも」とはなんだったのか。

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この先に線路が延びてつながるはずだったと考えると、なんだか悲しい気持ちになる。ただ、甲浦からつながるはずだった奈半利まではバスが走っている。バスを使って奈半利駅までワープして効率的に乗りつぶしをすることも選択肢としてはありだ。だが今回はバスは利用せずおとなしく折り返すことにした。

甲浦駅で時間があったのでブラブラした。

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高架から降りたところにあった駅舎ではおばあちゃん三人が観光案内所をやっていた。どうやら地元の婦人会が管理しているようだった。甘いお菓子を購入すると、コーヒーを淹れてくれた。地方のこうした不意打ちの温もりは心に沁みる。

また、阿佐海岸鉄道車内では降車時に鉄道カードなるものをゲットできた(写真は海部駅にて撮影)。

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収集癖のあるオタッキーにはたまらないアイテムがまたこの世に生をうけてしまったようだ。

第6列車 安佐海岸鉄道 甲浦12:19発→海部12:30着

第7列車 普通列車 海部12:33発→牟岐12:47着

第8列車 むろと4号 牟岐12:52発→徳島14:01着

第6~8列車は同じ区間を戻っているだけなので新たな乗りつぶし区間は無し。使用車両も同じ。睡眠時間にあてる。ただ、ひと月になったのはむろと号にて中高生の乗車が多くみられたことだ。通学に特急とはなんとも贅沢だと思ったが、前後1時間は風雨列車が走っていないダイヤ編成なので致し方ないのかもしれない。

徳島駅で改札を抜けた。

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自動改札ではなく、駅員さんが一枚一枚きっぷを確認するスタイル。電光掲示板とのギャップがパラレルワールド感を高めていた。

徳島駅ですこし観光していくことにした。といっても1時間弱しかなかったので駅前のラーメン屋で徳島ラーメンを食べるにとどまった。

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濃い味付けのスープでご飯がすすむ。お代わり自由はありえんありがたい。個人的には徳島ラーメンはかなり好みでした。

腹ごしらえをすまし、駅ビルをブラブラしてからホームに戻った。

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徳島駅の駅ビルはすくなくとも地元の津駅のそれよりもオシャレで栄えていて、地元の女性がみんな輝いて見えて、なんかいままで汽車しか走ってない県って馬鹿にしててすいませんでしたごめんなさいってなった。

ホームに戻ると、アンパンマン列車が止まっていたので写真に収めた。

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アンパンマンの作者やなせたかしさんが高知出身だったということでJR四国ではアンパンマンとコラボした列車が多数走っているのだ。

第9列車 普通列車 徳島14:57発→鳴門15:37着

徳島の南は攻めたので、次は北を攻める。徳島から池谷駅までは徳島と高松を結ぶ高徳線で、池谷から鳴門線に別れる。下の写真手前の1200系に乗車。

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鳴門線も8.5kmの短い路線で、池谷から鳴門まではすぐだった。

第9列車での乗りつぶし区間

高徳線(徳島~池谷)

鳴門線(池谷~鳴門)鳴門線乗りつぶし達成!

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鳴門駅に着いてからすぐ発車の折り返し運転の列車に乗っても良かったが、折角なので1本後らして駅周辺を散策することにした。 

が、特に観光地らしきものは見つけられなかった。鳴門海峡まで歩いてすぐやろ!と思ったが歩きで1時間で行き来するのは難しそうだったので、駅周辺をだらだら歩くだけに切り替えた。港の近くまで行けたが沿岸部は私有地で入れなかった。無念。

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海をみるとなんだか和む。

第10列車 鳴門16:36発→徳島17:11着

 第9列車と同じ重複区間の乗車。行き帰りともに、鳴門線にはあまり露骨な鉄の使者はみられず、地元の学生が多くみられた。

鳴門線高徳線に合流する下車しても良かったが、次に乗る列車の始発駅まで行ったほうが自由席を確保しやすいだろうということで、徳島駅まで戻った。

第11列車 うずしお 徳島17:28発→高松18:32着

うずしお号は岡山・高松と徳島を結ぶ特急列車である。

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僕が乗った時間帯は通勤・通学での利用客が大半を占めていた。JR四国で特急に乗る際、乗務員さんが必ず一度は切符の確認に来たが、うずしお号では定期券らしきものをみせている人が目立った。どうもJR四国では特急用定期券なるものもあるらしい。自分が学生のころにはそのような選択肢はなかったから驚いた。

家族が一緒に暮らせる定期券で、ゆとりの特急列車用快て〜き

また自分が乗車した列車には、N2000系という比較的新しい振り子式の車両が導入されていて、それまで続けて乗っていた剣山号やむろと号に比べるとかなり早く感じた。バビューン。

第11列車での乗りつぶし区間

高徳線(池谷~高松)高徳線乗りつぶし達成!

高松では、再びうどんを食べた。

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たまに食べるわさびの効いたざるうどんは絶品だ。

第12列車 マリンライナー 高松19:10発→児島19:39着

本四備讃線予讃線の関係だがここで少し確認しておきたい。

本四備讃線の終点は宇多津駅だが、高松方面と直通する快速「マリンライナー」や寝台特急サンライズ瀬戸」は、宇多津駅構内にある短絡線(通過線)を通って坂出駅方面と行き来するため宇多津駅のホームは経由しない。ただし、特急「うずしお」は岡山駅 - 宇多津駅間で特急「南風」と併結運転するため、宇多津駅に停車する。運賃はいずれの場合も宇多津経由で計算される。

本四備讃線 - Wikipediaから引用

文章だけだと分かりにくいので、地図を見てみよう。

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ソースはGoogle Maps宇多津駅の北に三角のかたちをした路線があるのが分かるだろう。↗方向が本四備讃線、↘方向が短絡線で、→方向が予讃線で高松と松山・高知方面を結ぶ路線である。

この3つの路線を一応乗りつぶしておきたかったので、あえて一度児島までいくことにした。

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マリンライナーには早朝深夜を除いて、上の写真の列車の先頭車両のような、グリーン車を含む2階建て車両が連結されている。せっかくなのでグリーン車に乗ってみた。

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在来線の特急列車だと2+1で3列の座席のものが多いが、マリンライナーグリーン車は2+2の4列シートだった。瀬戸大橋の眺望をいい席でみれるんだから4列シートでもええやろ!ということなのだろうか。

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実際景色は綺麗だった。

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第12列車乗りつぶし区間

本四備讃線(宇多津~児島)本四備讃線乗りつぶし達成!

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児島駅ではデニムがごり押しされていた。

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あと、現在公開中の映画の聖地らしい。計らずして聖地巡礼達成だ。

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第13列車 しおかぜ25号 児島19:55発→宇多津20:08着

児島駅で高知まで直通する列車を待っていても良かったのだが、いろんな列車に乗ってみようということで、一番最初に来た特急に乗った。

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第13列車乗りつぶし区間

本四備讃線(児島~宇多津、短絡線じゃないほう)→本四備讃線乗りつぶし達成! f:id:marugaricut:20170419094709j:image

宇多津駅では改札を抜けてうろうろしてみたが、本州から四国に来て最初の駅の割には、案外、というかかなり閑散としていた。みどりの窓口の営業も19時までですでに閉まっていた。

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セブンイレブンは開いていたのでそこでBEERを買ってグビリンチョ。いい気分になった。

第14列車 南風 宇多津20:42発→高知22:50着

南風は岡山と高知を結ぶ特急列車だ。本日の目標地・高知を目指し、この日最後の列車を待つ。

・・・。

うわあああああアンパン列車だああああああああんぱあああああああんち f:id:marugaricut:20170419122522j:image

アンパンマン列車の存在は知っていたが、ここまでパンチが効いたデザインだとは露知らず。久しぶりにアンパンマンに触れた自分でもテンションが上がってしまうのだから、ちびっこがこの列車に巡り合ったらどんなテンションになってしまうのだろうか。想像しがたい。ちなみに社内のアナウンスも一部アンパンマンが担当していた。芸が細かい。

グリーン車に乗車した。3列シートの本格的なグリーン車だった。1両の半分がグリーン車になっていた。1両まるまるグリーン車だと多すぎる気もするのでこれくらいがちょうどいいのだろう。

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他の乗客は終始おらず、うきうきでいろいろ写真を撮った。一通りはしゃいだ後、景色など楽しめるだけの明るさはとっくに無くなってしまっていたので、おとなしく寝ることにした。しかし揺れが激しく酔いそうだった。というか宇多津駅のコンビニでBEERを摂取していたのでさらに酔った。

第14列車乗りつぶし区間

土讃線阿波池田~高知)

 高知駅でも随所にアンパンマンが居座っていた。

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ジオラマ。駅でジオラマがみれるなんて!

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もう夜も遅く、足早に寝床を目指す。

高知ではよさげなネカフェが見つからなかったので、スパリゾートを初利用してみた。3100円でスーパー銭湯のような立派な風呂に入れてベッドも提供されるとなると、かなりお得感がある。 f:id:marugaricut:20170419123048j:image

1日目・乗りつぶし達成路線

JR四国

本四備讃線(児島~宇多津)

徳島線(佃~佐古)

牟岐線(徳島~海部)

鳴門線(池谷~鳴門)

高徳線(徳島~高松)

安佐海岸鉄道

安佐東線(海部~甲浦)

長くなりそうなので2日目以降は別記事にします。こうご期待。多分つづく。