こんにちは、加藤直樹です。
先日高知に行く用事がありました。
2年ほど前に「JR四国バースデイきっぷ」を使って四国島内をぐるり1周して以来の高知。
当時は時間があったので、京都→高松を青春18きっぷ、高松に1泊、3日間四国をぐーるぐる、児島→京都を18きっぷという行程でした。
ですが今回は前後に予定があったので、日帰りで高知まで行き帰りすることにいたしました。
関西国際空港や伊丹空港が近かったら飛行機を使うのもアリかもしれませんが、いかんせん京都から空港に行くまでが遠く、長い。
京都駅からJR西日本の在来線特急「はるか」に乗っても1時間以上かかります。
ですので今回、行きは鉄道、帰りはバスという行程を組んでみました。
往路の見どころは時速300キロを体感できる山陽新幹線区間と、制御振り子式の特急気動車2000系!
復路の見どころは初めて通る明石海峡大橋!
ちなみに今回使用したJRのきっぷはコチラです。
ひかり491号(自由席)京都7:20発
朝の時間帯にのみ設定されている名古屋発博多行のひかり491号。
オレンジ色のマークということはJR東海の車両(マニア向け情報)。
山陽新幹線区間ではのぞみ並の停車駅の少なさで、現行ダイヤでは異色の存在です(マニア向け)。
京都~新大阪間の新幹線に乗るのがかなり久しぶり(おそらく高2の修学旅行以来)でテンション上がりました。
岡山駅8:24着
京都から1時間ちょっとで岡山に着きました。
JR西日本・岡山駅の列車案内の電光掲示板。全国屈指のワクワクする電光掲示板です。行き先が多いので。
乗り換えに30分ほど余裕をとっていたので、ここですかさず駅構内の立ち食いそば屋さんに流れ込みました。
なるべく赤黄緑の栄養が偏ってないものにしようということで牛肉(赤のグループ)、ゴボウニンジン(黄のグループ)が入っているそばにしました。
特に冬はスープなど温かいものを摂って、体の中からも温めていきたいものです。美味でした。
(厳密にいうと着席して食べたので立ち食いそば屋かどうかは怪しいのですが、僕の中では駅構内でパッとそばやうどんを食べることが出来る場所は「立ち食いそば屋」というカテゴリーに入ります。悪しからず)
南風3号(自由席)岡山8:52発
2000系の3両編成。
南風3号では、1号車の前より半分がグリーン車、1号車後ろ半分~2号車前半分が指定席、2号車後ろ寄りから3号車が自由席でした。
岡山駅の段階では乗車率がそれほど高くなかったので、自由席の一番後ろに席を回転させて座り、後面展望を楽しむことにしました。
(途中人が増えてきたので、隣に人が座りやすいように前向きに戻しました)
途中、小歩危(こぼけ)駅、大歩危(おおぼけ)駅付近では、吉野川(人呼んで、「四国三郎」)沿いの景観美を楽しむことが出来ました。まえ土讃線を通った時は夜で観られなかったので喜びもひとしお。
大歩危峡を形成しているのは、砂岩が変成してできた砂質片岩(さしつへんがん)表面は風化が進んでいて淡い青灰色だが、中には鮮やかな緑色をしている。岩質は硬くこの砂質片岩で出来た分厚い地層が波状に曲がりひびが入って、浸食されて大歩危峡が生まれました。遊覧船からは国指定天然記念物「含礫片岩(がんれきへんがん)」も身近に見物できます。ぜひ一度、大歩危峡の景観をご覧頂きながらご乗船下さい。
大歩危峡の美しい景観を楽しむあたりまでは元気だったのですが、車内でずっと読み物をしていたせいか、高知駅につくまえは乗り物酔いでグロッキー気味でした。
カーブでもスピードを出すために振り子式が採用されている2000系ならではの体験が出来ました(ポジろう)。
高知11:30着
高知駅は2面4線の高架駅です。
屋根に木がふんだんに使われているのが特徴。みていて落ち着きます。
天気は曇り。12時過ぎごろから雨がぱらつき始めました。
アンパンマン生みの親・やなせたかしさんが高知出身ということで、駅前にはアンパンマンのキャラクターの石像がいくつかありました。
特にかわいかったのはカレーパンマン。
ひろめ市場で昼食
今回の高知訪問での唯一の観光要素。ひろめ市場。
高知駅から歩いて20分くらい。
かつおの定食。
カツオのタタキにあら塩がまぶしてある「塩たたき」が僕は大好きです。
焼きサバのお寿司も美味でした。
この高知訪問のとき、溜まりに溜まった脂肪を減らそうと減量中でしたが、1週間に1度の好きなものを食べて良い日ということで、楽しめました。
阪急高速バス 高知駅16:30発
帰りはかけあしで紹介します。
高知⇔関西を最安で移動するならバスでしょう(青春18きっぷなどは除く)。
バスなら5~6,000円で高知駅⇔大阪駅(片道)を移動できます。神戸や京都行の便もあります。
いくつ僕が利用を検討した便を紹介しておきます。
学生だと学割が効くので、僕は片道5000円以下で移動できました。
バスは所要時間こそかかりますが、乗り換えも少なくて済むので時間にそこまで切羽詰まってない人にはお勧めです。
梅田3番街 21時過ぎ着
ここから関西私鉄を乗り継いで家まで帰りました。
今回の旅の結論としては、関西から高知に旅行にいくなら宿泊した方が楽しめるということでしょうか。
ですが、タイトなスケジュールで動き回るのが僕は好きなので、とても楽しめました。
またいつか高知のディープな部分も開拓しに行きたい。
おわり