OREBU | 気象予報士の日常

京都在住の大学4年生。小さいころからの夢「JR全線完乗」を目指し日本中を旅している(現在達成率約80%)。

【受験記】国内旅行業務取扱者の試験に1発合格するためにしたこと【平成30年】

こんにちは。加藤直樹です。

9月上旬に受験した「国内旅行業務取扱管理者」の試験に無事1発合格したので、今回は簡単な受験記を書き記しておきたいと思います。

 

注意

この記事はあくまで「僕自身」の受験体験記です。

僕は自分自身の経験(あちこち旅行した経験から国内旅行業務についてはある程度すでに知識をもっているだろうという推測)に鑑みて勉強プランを考えて短時間で試験勉強をして一発合格しました。

ですが僕が合格までに経たプロセス、特に受験に特化した勉強が、これから受験をしようという人にとってベストなプロセスだとは限りません。なぜならば、受験勉強を始めようというときの実力は十人十色、人によって違うからです。

あくまで受験勉強の参考程度にこの記事を読んでもらえればと思います。 

国内旅行業務取扱管理者ってなに?

旅行業者や旅行業者代理業者は、営業所ごとに一定の資格を持った旅行業務取扱管理者を選任して、旅行の取引条件の説明などの業務の管理・監督を行わせなければならないと、旅行業法で規定しています。この旅行業務取扱管理者になるためには、一定の欠格事項に該当しない人で、国家試験(旅行業務 取扱管理者試験)に合格する必要があります。

旅行業務取扱管理者になるには - 国土交通省

JTBや日本旅行など、旅行会社で働く上で欠かせない資格のようです。実際、試験会場では趣味で受験しにきたという方よりは専門学校(資格用のスクール?)に通っている仲間同士で試験会場で仲良くしている方が多かった印象です。

ちなみに「国内旅行業務取扱管理者」の他に「総合旅行業務取扱管理者」という資格もあります。海外の旅行業務に本気で携わろうという方は後者の「総合旅行業務取扱管理者」の資格が必要になります。

僕の場合は国内旅行に詳しいアッピールをしたくて資格を取ろうと思ったので「国内」の方を受験しました。 

どんな試験?

 国内旅行業務取扱管理者の試験科目は3つあります。

1、旅行業法及びこれに基づく命令(以下、旅行業法)

2、旅行業約款、運送約款及び宿泊約款(以下、約款)

3、国内旅行実務(以下、実務)

3科目ともマーク式で、3科目とも60%以上の得点率をとることで合格となります。旅行業法ダメだったけど、約款と実務で挽回できたー!ではダメです。偏りなくそれなりの点数をとる必要があります。

使用教材

僕が使用した教材は主に5冊です。

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各科目対応のテキスト3冊、最新の過去問集1冊、地図帳1冊。

まず地図帳、観光地の勉強にはマストです。JRの路線の位置など、土地勘を養う上でも役立ちました。シンプルにパラパラ眺めているだけでもおもしろい。

過去問をといて分からなかったところを解答や3冊のテキストで確認・復習する予定でしたが、過去問集の解説が思っていたより充実していたので、あまりテキストは使いませんでした(特に旅行業法・約款)。

僕の試験勉強は約1か月

 3科目ごとにやった対策を簡単に紹介します。

旅行業法・約款(2科目分まとめて)

最初はテキストを読み込んでから過去問をやる予定でしたが、法律チックな文章は中々アタマに入ってきてくれません。結局試験前10日前くらいから慌てて過去問を解きました。

この資格で食べていくんだ!という方にとっては、「旅行業法」「約款」の知識は試験勉強中に徹底的に頭に入れておくことが望ましいでしょう。そういう人はじっくり時間をかけてやる必要がありそう。

ただ、こと資格を最短でとりたいという人は、過去問4~5年分を徹底的にやりこんで満点をとれるようにしておけば良いでしょう。国内旅行業務取扱管理者の試験全体に言えることですが、代々の過去問は非常に似た出題パターンが続いているのです。非常に似た文章を複数の過去問でみつけることもできます。

ですから、過去問対策を徹底してやる(間違えたところをちゃんと復習、新たに解いて満点がとれるようにしておく、解説もちゃんと読み込む)ことで本番も60%以上は安定してとれると思います。

実務

旅行業法・約款は過去問対策だけでもなんとかなると思いますが、国内旅行実務だけは一筋縄ではいかないでしょう。

JRの各種きっぷの買い方、航空券の買い方、日本各地の観光地について広く出題されます。僕はJRのきっぷについて元々ほぼ知っていたので苦労しませんでしたが、初見の方はかなり苦労しそうです。

実務の対策も、基本は過去問演習になるでしょう。ただ、旅行業法・約款以上に内容が多岐にわたります。範囲も広いです。ですので、過去問中心に復習を徹底しつつも、テキストを最初から最後まで読み通すことをお勧めします。

やはりテキストというのは情報が体系的に纏められていて勉強をすすめる上で非常に役立ちます。過去問演習とその復習でもそれなりの知識を身につけることは出来ます。ただ、良くも悪くも過去問の出題は取っ散らかっている。そこで体系的に情報が纏められているテキストが活きてきます。

例えば、兼六園はどこの県にあるのか?他に有名な庭園はどこにあるのか?といったことはテキストに分かり易くまとめてあります。

観光地の勉強は地図帳を広げながらすると、尚良いでしょう。

 

結果的に、旅行業法・約款は試験10日前からの過去問演習(5年分)を徹底、実務は1か月かけてコツコツ過去問演習&テキスト読み込みで無事1発合格できました。

要した時間は、旅行業法・約款は試験直前毎日2時間ちょっとくらい。2時間あれば1年分の「旅行業法」「約款」2科目の過去問を解いて解説を読むことは出来て、プラスαで他の年度の過去問の復習をしました。徹底的に。

「実務」は毎日30分~1時間くらいテキストをパラパラ読んでいました。テキストを読むこと自体が楽しかったのであまり勉強!の意識ではありませんでしたが。直前には毎日30分ぐらいかけて「実務」の過去問を解いて復習してました。

ちなみに、3科目とも試験時間は60分。問題数が極端に多いわけではなく、ちゃんと勉強して試験に臨めば十分時間に余裕をもって完答できると思いますよ。

 

旅好きの人にはオススメの資格

試験勉強をしてみて、自分の旅行の幅を広げられそうな知識を得ることが出来ました。これからは日本中をもっとディープに旅していきたいです。

旅行業務に携わる予定がない方でも、旅行好きなら楽しみながら勉強できる資格だと思います。短期集中でも比較的とりやすい資格だと思います。

是非勉強して、資格もとってみては?