こんにちは、加藤直樹です。
今回は僕が大学1年生の時、冬のシーズンに「青春18きっぷ」をつかって京都発京都着、瀬戸内沿いをブラブラする日帰り旅をしたときの様子を紹介したいと思います。
京都に住んでいて、初めて青春18きっぷで旅してみたい!という人にはぜひ参考にしてみてほしいです。
今回の旅の行程
旅の開始駅:JR京都駅
旅の終着駅:JR京都駅
使用切符:青春18きっぷ(1回分、2370円相当)
画像の通り、京都→岡山を行きと帰りで別々のルートを使ってみました。こうすると単純に往復するよりもグッと、楽しくなります。
当初はバイトをしておらず金銭的にあまり余裕がありませんでしたが、生活費を節約して「青春18きっぷ」代の11,850円を捻出して行ったという点で記憶に残っている旅です。
この旅では主に山陽、瀬戸内海沿いにある城跡をみてまわろうと企画しました。なにかひとつテーマがあると旅もグッと楽しくなります。それでは、当時撮っていた写真を交えながら旅を振り返っていきます。
京都駅から青春18きっぷの使用を開始。新快速に乗り込めばそのまま姫路まで乗り換えなしで行けてしまいます。今回は姫路の東、明石駅で途中下車。
明石城跡
明石城跡は明石駅にかなりちかく、徒歩5分以内で行くことが出来ます。18きっぱー(青春18きっぷ利用者の愛称)は鉄道以外での移動手段にはお金がかかってしまうので、なるべく駅の近くに観光地があってくれたら有り難い。その点、明石城跡は青春18きっぷで行きやすい観光地と言えるでしょう。
ちょうど朝日がのぼる時間帯でした。雲が多かったおかげで朝焼けがみれました。むかしはここで殿様が生活してたんだよなあと歴史のロマンにどっぷり浸る。
奥には明石海峡大橋も見えました。
とんでもないところに猫がいました。数百年前にもこういう光景がみられたのでしょうか。うーんロマンロマン。
姫路駅
姫路駅は山陽新幹線の駅で、在来線だと山陽本線・姫新線・播但線の3路線の列車が発着するターミナル駅です。
姫新線の乗りつぶしはまた別の機会に。播但線の乗りつぶしはこの旅の後半で紹介します。今回は素直に山陽本線を西に向かいました。京都・大阪・神戸~姫路までは新快速が1時間に何本も走っていて利用しやすいです。
ですが、姫路~岡山だと一気に事情が変わってきます。姫路→相生間はまだ20分に1本ほど列車が走っていますが、相生の先岡山までいこうとなると1時間に1本だけになります。ローカル区間を乗りつぶしのときは、いかに列車待ちの時間を減らすか注意して行程を組みたいものです。
岡山城
岡山駅から岡山城までは約2キロ、徒歩約25分かかります。路面電車やバスを使うのも有効ですね。
現在の天守は戦後に復元されたもので、歴史をかんじるような重厚感は正直あまりありません。
真下から見上げるとカッコよかった。
城を含む公園をぶらぶら散策してから、岡山駅に戻りました。
岡山駅
岡山駅は山陽新幹線の駅で、最速達タイプの「のぞみ」「みずほ」の全列車が停車しまし、在来線もさまざまな路線が乗り入れています。山陽本線、四国方面(本四備讃線)や宇野線、山陰方面の伯備線、そして赤穂線、吉備線、津山線。
いろんな列車の並びを見ることが出来るので、僕は岡山駅、大好きです。
JR四国・8000系。岡山と愛媛県・松山を結ぶ特急「しおかぜ」等に充当されている車両です。
貫通型の先頭車と、非貫通型の先頭車があります。非貫通型だと、最前列の席が確保できればいい景色を楽しめそうです。
岡山と高松を瀬戸大橋経由で約1時間で結ぶ快速「マリンライナー」。写真の先頭車は指定席車両で、グリーン車の設定もあります。
津山線・津山行の国鉄型気動車。中国地方の路線には国鉄民営化以前の、ふるーい車両がまだ現役で走っているところがあります。機能面では新型車両と比べ劣ってしまうのは否めませんが、「使い込まれた感」のある車両にはついつい乗ってみたくなります。
伯備線経由で岡山と出雲市を結ぶ、特急「やくも」。使用車両は国鉄型・381系。僕が人生で初めて乗った在来線特急で、勝手に愛着を抱いています。この381系、1982年デビューですから36年間も使用されていることになります。ここまで長いあいだ使われ続けている特急型車両はかなり少ない。そろそろ新型車両が導入されてもおかしくないと思います。
赤穂線・播州赤穂駅
岡山から播州赤穂までは両数がすくない列車が走っていますが、播州赤穂発着の関西都市圏へ向かう新快速もあります。
小腹が空いてきたので、駅の近くにあった和菓子屋さんへ。
赤穂と言えば、赤穂義士で有名。
美味でした。
赤穂城
赤穂城は立派な石垣はない、いわゆる「平城」タイプのお城でした。
赤穂城を散策したあとは、赤穂線の列車を乗り継ぎ東へ、姫路へと向かいました。
これで赤穂線・完乗達成!
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