【2018/4】京都市内→京都市内・片道切符の旅(1)京都から北陸へ - オレ部
糸魚川市は新潟県の最も西に位置する町です。僕にとっては人生初の新潟県上陸。
この山々に向かって南側から風が吹き付けると、山を越える時に空気が乾燥し気温が上昇する「フェーン現象」が起きます。
その「フェーン現象」の影響で、糸魚川では記録的な高温が過去に記録されています。
まず1つめは、最低気温の最高記録です。
1990年8月22日、糸魚川では最低気温30.8℃を記録しました。
夜間の最低気温が25℃以上のことを「熱帯夜」と言いますが、この記録はその基準の気温よりも5℃以上高いことになります。この日はさぞ寝苦しかったことでしょう。
そして2つめは、国内で最も遅い「猛暑日」の記録です。
「猛暑日」とは、「最高気温が35℃以上の日」を指します。国内では11月・12月に35℃以上を記録したことはないので、「10月9日」が国内での最も遅い「猛暑日」となります(観測が始まって以降では、ということにはなりますが)。
沖縄や九州よりも、うんと北にある新潟県の糸魚川市が、高温に関する記録を持っているのです。気象って本当に面白いです。
閑話休題。
日本海。駅から歩いて数分でこの景色。
駅の南口側には、複合レジャー施設(でいいのかな?)「糸魚川ジオステーション ジオパル」がありました。
ジオパルは、家族で楽しめる糸魚川の情報発信基地です。 平成27年の春、糸魚川駅のアルプス口にオープンしました。
館内は大きく「ジオパーク観光インフォメーションセンター」「キハ52待合室」「ジオラマ鉄道模型ステーション」の3つのコーナーに分かれています。
プラレールの展示や、
かつて大糸線(糸魚川〜松本)の北のエリアで走っていた国鉄型気動車キハ52系の展示がありました。
なんと待合室として車内が解放されていました。鉄道ファンとしてはたまりません。
他にも鉄道ジオラマや鉄道に関するグッズが所狭しと展示されていました。
またいつか、時間に余裕を持って糸魚川を再訪したいと強く思いました。
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つづく。