今回の北海道の訪問では、せっかくなので北海道の各地を訪問したいと思っていて、大学の研究林実習が行われる標茶(しべちゃ)に行く前に、北海道本島の東の端っこ、根室に寄ることにしました。
まず札幌駅からJRに乗りました。
スーパーおおぞら3号、釧路行きです。おおぞら号は札幌と釧路を4時間前後で結ぶ特急列車です。写真では少しわかりづらいですが、車両の赤色は釧路湿原でみられるタンチョウヅルの赤色を表し、他に青と緑を組み合わせて北海道らしさを演出しているそうです。
特急スーパーおおぞら(283系)|車両の紹介|JR北海道 列車ガイド
途中、十勝地方の都市・帯広市を通ります。結構乗客が下車していたので札幌〜帯広間の需要も多そうです。
ちょっと脱線・帯広市の「ばんえい競走」
帯広市では日本唯一、そして世界唯一の「ばんえい競走」が行われています。「ばんえい競走」とは普段よく見る競馬と異なり、馬が騎手を乗せたソリを引っ張って速さを競うのです。ばんえい競走は、荒川弘さんの北海道の農業高校を舞台とした人気漫画「銀の匙」でも登場しますので、もしかしたら一度は耳にしたことがある人も多いかもしれません。
さて、列車は8時54分に札幌をでて、終点の釧路には定刻より13時20分より数分遅れて着きました。
根室行きの普通列車の発車がすぐだったのでのんびりしていられず、すぐにホームを移動し乗り換え発車。残念ながら釧路駅周辺を散策する時間はありませんでした泣
普通列車に2時間半ほど揺られ、16時ごろ根室に到着しました。曇天でした。
ということでこの日の鉄道での移動は以下のようになりました(ダイヤは定刻)。
根室は見ての通り随分と東に位置しているので、日の出・日の入りが早いです。
それにしても寒かった!根室駅に着いて、宿の場所をスマホで調べようとしたら、充電が急激に無くなり電源が切れてしまいました。恐らく気温が氷点下のかなり寒いところで操作したからだと思われます。北海道旅行の際はお気を付けください。それにしてもかすかな記憶を頼りに、早々と陽が沈んで行く中、知らない街を歩きさまようのは中々に絶望感がありました。
根室は夕日が綺麗なことで有名らしく、実際にめちゃくちゃ綺麗で、その瞬間をスマホの充電が切れていて写真に収められなかったのはちょっと残念。。泣
そんなこんなでなんとかたどり着いた根室での宿はゲストハウス「とまや」さんです。
写真は翌朝のチェックアウト時に撮ったので明るいですが、日が沈んでからこのゲストハウスをみつけるのにはちょっと苦労しました汗
ゲストハウス「とまや」さんですが、民家をちょっといじったような室内で、フリー(タダ)の日本酒がありました。甘口(あまり詳しくないので違うかも汗)で美味しかったです。
たまたま同じタイミングで泊まっていた人とも話が弾み、いい思い出が出来ました。
ゲストハウス シェアハウス とまや: TOMAYA is the guesthouse easternmost in Asia
夕食は、ゲストハウス「とまや」さんからちょっと歩いたら行ける喫茶店「あらじん」さんで、根室名物「エスカロップ」をいただきました。
ガーリックライスに薄切りのカツが良く合う!はじめて食べる味ですが美味しかった!すぐ食べきってしまいました。
そこで、もうちょっと足をのばして、ゲストハウス「とまや」の管理人さんにも勧められた回転寿司「はなまるずし」の本店に行って4皿ほど食べました笑。鳥取県は境港にある回転寿司屋さんもそうでしたが、港の近くの回転寿司屋さんは品揃えが豊富でかなり楽しめます。根室にお越しの際はぜひ!
一夜明け、前日夕日を写真に収められず悔しかったので朝日こそは!ということで早起きして根室港に行きました。
写真は無事取れましたが、写真を撮るためにはスマホを操作すべく手袋を外さねばないわけですが、もう寒くて寒くて。すぐ寒さでかじかんできたのでガンガンとは撮れませんでした。
根室港には流氷もたどり着いていました!あとオオワシやオジロワシといった本州ではお目にかかれないレアな鳥も観察できました。早起きするといいことありますね。
せっかくなのでオオワシをカメラに収めたかったですが、なかなか近くに来てくれず、iPhoneのカメラじゃちょっと厳しかった泣。この旅が一眼レフのカメラも欲しいなあ。