皆さん大回り乗車をご存知でしょうか?
大回り乗車とは
東京・大阪などの大都市周辺では大都市近郊区間が定められていて、その範囲内で、移動する分には、「同じ区間を重複して通らない限り」どのような経路を選んでも良いというものです。
範囲外に出られないのと、途中下車ができないのが欠点ですが、一駅移動するだけでも様々な路線を通ることができるのが長所です。
注意!
他にも定期券では大回り乗車はできないなど、細かいルールがあります。不正乗車をしてしまわないように計画的に大回り乗車をするようにしましょう。以下のサイトに詳しく大回り乗車について説明が載っています。参考にしてみてください。
そして、今回僕が計画した大回りのルートは以下のようになります。
新宿から時計回りに東京都・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県を巡る、というより駆け抜けるルートです。
①中央本線の列車で新宿から八王子へ
まず新宿駅で新宿から今回のゴール、五反田までの170円の切符を買いました。
そして、中央本線・高尾行きの下り列車に乗車。午前の東京中心部から離れていく方向の列車だったので、席は埋まっていましたがそれほど混んではいませんでした。
②八王子駅で八高線の列車に乗り換え
途中の高麗川から倉賀野駅は非電化区間になります。残念ながら乗り継ぎの時間に余裕がなく車両の写真を撮り損ねてしまいました泣
③高崎駅で両毛線の列車に乗換え
途中の栃木駅で乗客が大きく入れ替わったのが印象的でした。栃木の人は標準語寄りの話し方をしていたような気がします。
④小山駅から水戸線に入り茨城県へ
水戸線は、栃木県は小山駅から茨城県は友部駅を結ぶ路線です。東京からちょっとはなれた場所にあるローカル線を堪能しました。
⑤常磐線に乗り再び東京へ
朝方ならば都心に向かう通勤通学目的の人が多いのでしょうが、夜の時間帯ということもあって席に付けました。
上野に着きました。あとは山手線に乗ってゴールです。
今回は時刻などは下調べせず、今まで乗ったことのなかった区間、いわゆる「未乗区間」を乗り潰すべく大回り乗車をしてみました。大回り乗車は東京を中心とした関東だけでなく、大阪を中心とした関西圏でも可能なので、次は関西圏でもやってみたいと思います。